秋 風

 

秋風は心を揺らす透間風

うとうととまどろむ午後の秋日和
窓辺のカーテン揺らし訪れる冷たき秋風が
頬を掠めて私の心に囁きかけて
心の中にさざ波を立てて通り過ぎ往く
心のさざ波が時を遡り過去へと導く
そしてひとつの場面で立ち止まる

夕陽に映えた初恋の人の横顔が・・・・。
細い川に架かった土橋
いつも二人が下校の時に別れる場所
彼女は橋を渡り私は山間の道へ
いつも微笑んで「また明日ね」と言う
私はただ頷き手を振り別れる

卒業までにただ一言の「好きです」が言えず
遠い過去の想い出となってしまった
そしてまた今年も秋風に誘われて
彼女との想い出に耽る
この先永遠に・・・・・・。



[Link] 生キャラメル 販売
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送