(1)宮崎県の妖怪

  河童(ガワラ・ヒョスボウ)   秋になるとヒヨクヒヨクと
                  鳴きながら山に入る。
                  これを遮る人があると必ず死ぬ。

  水神様(スイジンサマ)     川の水神様にあうと頭痛がする。
                  その時は焼酎を盃に入れて
                  お断りすると直に治る。

  死霊(シリヤウ)        死霊にアタルと病気になる。
                  または病が重たくなる。

  生霊(イキリヤウ)

  犬神(イヌガミ)

  狸               化ける。火をともす。

  幽霊              腰から上しかなくて、髪が長い。

  狐               人に憑く。化けて人の物を取る。
                  馬糞を食わす。
                  木の葉を頭に乗せて女に化ける。
                  キツネアメ(日照雨)の時に
                  嫁入りする。

  オジムン            床の下から出る。

  目ヒトツゴロ          暗いところに出る。

  ボコン・モリ・モリヒ      亡魂か、燐火の事らしい。

  人魂              人の持っている火を追い掛けて
                  来る。雨降りに出る。

  火玉              尾を曳いている。
                  火玉が出ると悪い事がある。
                  米一粒を囲炉裏に入れると一升
                  に増えて火玉になる。

  蜘蛛・コブ           朝コブは親の仇だといっても逃せ。
                  夕コブは親に似ていても殺せ。

  ガマ              ガマを殺すといぼが出来る。

  ジャ              ジャの池の水を減らして魚を
                  捕らえると雨が降る。
                  ジャは雪の中にいる。
                  池からジャが上下する。

  猫               雄猫は大きくなると猫ダテをする。
                  歳を取ると山に入るが、
                  その後三遍だけは帰って来る。

  ヤムボシ・ヤムブシ       坊主が首を括ったところには
                  必ず出る。
                  夜、山に行くとヤムボシが隠す。

  天狗様             顔が赤くて鼻が高い。
                  松の木の上に住む。

  鬼               かくれんぼをすると鬼が隠す。
                  夜半に家の周りを二三度廻ると
                  鬼が出る。

  クラババ            蔵の中にいる。
                  さんど笠を被って杖をついて、
                  乞食の姿で蔵から蔵に移る。

  ナンドバジョ・ナントババ    暗い所にいる。

  セッチンババ          紙を忘れて便所に行くと尻を撫でる。

  コヅ(梟?)          コヅが啼くと人が死ぬ。
                  コヅが啼いたら箕(ふるい)
                  を叩くと良い。

  烏               カラスが啼くとその家に死人が出る。


(2)長野県の妖怪

   おばけ             秋になると多く出る。
                  山の奥にいる。山から出て来る。
                  林に出る。お宮に出る。
                  川の中に夜、傘を差して出る。
                  人が通ると、「どこに行く」と
                  聞いて来る。

  ゆうれい            煙に乗って来る。足が短い。
                  井戸の中に隠れてる。

  ぼうこ・ぼうけ         でっかい目をしている。
                  丸くて足がない。
                  頭から長い毛を下げている。
                  尾を下げている。

  ひと玉             尻尾をひらひらさせていく。
                  銭を取りに来る。
                  死んだ人の家の柿の木に来て
                  引っかかる。松かさを食う。
                  子の生まれる家の屋根に来て消えて、
                  生まれる子の魂になる。

  魂               丸くてひと玉のように尻尾が無く、
                  色々な色に変わる。

  火柱              屋根より高く立って、
                  転んだ方に火事がある。

  梟・のりつけ          のりを付けて人を食う。

  蝙蝠              鼠や木の葉に化ける。

  みき猫・三毛猫         木の上に乗って尻尾を振って人を
                  化かす。またお嫁様に化ける。

  山伏              人を化かす事もある。

  狼               嘘を言う人を食い殺す。

  ももつか            人を化かす。
                  子供の泣く時に出て来る。

  むじな・もじな         木の上に登り人に石を投げる。
                  林の中で青い火を出す。
                  猫になって家に入って来る。
                  鶏に化ける。
                  石に化けて人の後を転がって行く。
                  雪の中を提灯を点けて飛び歩く。

  狐               よめどんに化けて来る。
                  嫁入りをする。
                  火を灯す狐の火はチカンチカンと
                  点いたり消えたりする。

  いずな             鼠のように小さなもの。
                  人にとりついて病ませる。
                  人のところにやって来て、
                  物を欲しがる。

  天狗・てんごさま        隠れんぼをする者をさらって行く。

  きも取り            夕飯を食べないとさらって行く。

  山男              長い毛で、真っ赤な口をしてて
                  魔法を使う。

  山姥              朝日の昇る時おーいおーいと呼ぶ。
                  たそがれ時には、石のように硬くなる。

  うば              髪が長く、目がひとつ。

  あまねじゃく          人のようで痘痕がある。
                  闇の晩、縁の下に来ている。
                  婆さまを殺して柿の木にさす。

  笑い盤若            首のところに皺がいっぱいある。

  一つ目小僧           白い着物を着ているか、
                  または乞食のような身なりをしている。

  三つ目入道           人前で踊る。

  七つ目女            人の家の物を盗んで行く。

  雪ふり入道           袋をかぶって、ほろの衣物を着て、
                  笠をかぶって蓑を着て
                  一本足で野原に立っている。
                  汽車を埋める。

  瓢箪おばけ           目や口や手があって、
                  一本足で立っている。

  あづき洗い           沢の水の淵に出る。
                  黒い手拭いをかぶって小豆を洗う。



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